ばね指と鍼灸

みなさん、こんにちは!

みなさんは「ばね指又は弾発指」を知っていますか?

今回は、ばね指についてお話していきたいと思います。

原因は、更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じます。

手の使いすぎやスポーツ(ゴルフなど)や指をよく使う仕事(パソコン関係など)の方にも多いのも特徴です。糖尿病、リウマチ、透析患者にもよく発症するそうです。環指、小指、示指にもよくみられるが親指、中指に特にでやすい。

症状は、指の付け根で指を曲げる屈筋腱と屈筋腱が浮き上がらないように押さえている靭帯性腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくないようです。進行するとばね現象がおこり「ばね指」となる。悪化しすぎると指が動かない状態になりやすい。

整形では大体、お薬、注射、手術などを行い様子をみるようですが接骨院ではこれらの治療が出来ないので手技、電気に加え鍼灸治療などで診ていきます。

ばね指の場合、胸椎、肩甲骨、鎖骨の動きが重要になり、その中でも特に胸椎は指の動きに大きな影響を与えているため大事だそうです。

☆鍼灸治療

肩周りが大事になってくるようなので主に肩周りをメンイで診ていきます。(その時によって診方は変わります、先生によっても変わります。)

頚、背部、バランスを取るのに殿筋に鍼やお灸をして診ていったりします。

☆自宅で自分でできるお灸

ひ臑(ひじゅ) → 肩先から肘の曲がりジワ親指側へ向かってなで下

がるとへんでいて、押すと軽く痛みのあるところ

大陵(だいりょう) → 手のひらを上にして、手首の曲がりジワの真ん中

陽池(ようち) → 手首の甲側で太いシワの左右中央

外関(がいかん) → 陽池から肘方向に指の横幅2本分下がったところ

すえるとこは押して痛気持ちいいと思えるとこで大丈夫です!

※お灸する際は症状のあるところが痛すぎないか、腫れてないか、熱感ないか、確認した上でやってください。

気になることがありましたら一度当院にご相談下さい。                                       

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