ケガの応急処置
今回はケガをしてしまった際の応急処置についてご説明いたします。
ケガの応急処置で一番スタンダードなのはRICE処置といわれるものです。
RICE処置とはRest(安静)、Ice(アイス)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)
と応急処置時に必要な4つの処置の頭文字が名前の由来になっています。
では、そのRICE処置のやり方を一つずつご説明いたします。
①Rest(安静)
患部を動かさないようにします、ケガの程度によりギプスや包帯などで固定して
安静を図ります。
②Ice(アイス)
患部を冷やします、氷嚢などで15分程度冷やし続けます。
冷湿布では患部の温度は下がらないので注意してください、湿布は冷やした後に
貼ってください
③Compression(圧迫)
患部に圧迫をかけます、ケガの程度により弾性包帯という伸びる包帯などをつかいます。
圧迫しすぎて血が止まらないように気をつけてください。
④Elevation(挙上)
患部を挙げておきます、足をケガした場合は枕にのせておいたりして患部を高くしてください。
これにより腫れが大きくなりすぎるのを防ぎます。
いずれにせよこれらの方法は応急処置ですので、早めに専門家の治療をうけるようにしてください。