グロインペイン症候群

グロインペイン症候群という病名を聞いたことがありますか?

 

グロインペイン症候群とはサッカー選手によくおこる股関節周りの痛みの総称です

ジダン選手や中田英寿選手もこの痛みに悩まされたといいます

今回はこのグロインペイン症候群の自分でできる治療法についてご説明します

 

まず、使いすぎを控えることです、スポーツを頑張っている方には一番難しい事かも

しれませんが、股関節周りの痛みは長引きやすいので「じっとしてても痛む」

「歩くだけで痛む」といった症状がでた場合には必ず練習を休むようにした方がよいでしょう

 

次にストレッチです、グロインペイン症候群は筋肉が骨にくっつく所で炎症を起こす事が

多いため、よくストレッチをして筋肉が伸びる状態にしておく事はとても重要です

股関節周りの筋肉を練習前には入念にストレッチしましょう

 

最後にアイシングです、練習の直後には捻ったりぶつけたりしなくても痛む部分は少なからず

炎症をおこしています、アイシングをしてあげることで炎症を長引かせなくすることができます

やり方は氷嚢を10~15分ほど股関節に当てます、多少冷たくても我慢しましょう

コールドスプレーは競技中の応急手当に使う物なので、練習後のアイシングには氷嚢の方が

効果的です

 

また、自己判断でサッカーをしていて股関節が痛むのでグロインペイン症候群と決めつけるのは

危険です、股関節周りの疾患はグロインペイン症候群の他にもたくさんあります、必ず医療機関で

正しい診断を受けて専門家のアドバイスを聞いてから治療を始めるようにしましょう。

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ストレッチをする時の注意点 効果的なストレッチの仕方

ストレッチはケガの予防、早期回復、肩こりや腰痛の改善、リラクゼーションと様々な効果を期待できます。

しかし、正しい方法でストレッチを行わなければ効果が少ないだけではなく逆効果になり体を痛めてしまう事も

あります。そこで今回は正しいストレッチの仕方をご紹介します。

 

①筋肉の温度を上げておく

筋肉が冷えた状態でストレッチをおこなうと痛めやすい為、衣服やカイロなどで筋肉の温度をあらかじめ上げておきます。

 

②伸ばす筋肉の場所を意識しながらストレッチをおこなう

伸ばす筋肉を意識することで脳からその部分の筋肉を伸ばせという指令がでる為、より効果的に筋肉を伸ばすことができます。

 

③呼吸が楽に行えるように気をつける

呼吸を止めてしまうと逆に筋肉の緊張を強くしてしまうので、呼吸が楽に行える程度の強度のストレッチが効果的です。

 

 

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2014年10月20日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ストレッチ